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わたしたちの
モノづくり
our production
![峯村サフォーク](/wp-content/uploads/suffolk-head2.png)
![日本独自の紡績機「ガラ紡」](/wp-content/uploads/suffolk1.jpg)
3代目農場主である峯村さんの牧場では、最高級の国産羊肉である「サフォーク羊」を東京や大阪の高級レストラン向けに供給しています。 美味しさを追求する為、生後1年未満の”ラム”ではなく”ホゲット”という12ヶ月~24ヶ月の羊を主に出荷しています。
![サフォーク羊農家 峯村元造(56歳)](/wp-content/uploads/suffolk2.jpg)
![毛刈り](/wp-content/uploads/suffolk3.jpg)
毛刈り
飼育の際、暑くなる前に一頭一頭毛刈りをします。峯村牧場で飼育されている羊は全部で400頭。刈り取られる原毛は約800㎏です。
毛刈りで刈られた毛は、捨てられているのが現状で、『それは勿体ない。その毛を何とかして生かしたい』と話を持ち掛けられたのが弊社でした。
尾州産地は毛織物の産地とは言え、その原料である羊毛は洗毛後の状態で海外から仕入れ、その羊毛を紡績工場で糸にしたものを使っています。
![原毛](/wp-content/uploads/suffolk4.jpg)
原毛
と言うのも、羊の原毛は脂まみれで、牧草などの夾雑物(きょうざつぶつ)が沢山付いていて、そのままではとても糸にすることはできないのです。
ですので通常輸入される羊毛は、その脂や夾雑物を取り除く洗毛の際に“化炭処理”と言って、強い薬品を使う処理をします。
その処理による排水が環境に悪影響ということで、現在の日本では化炭処理を行うことは出来ないとのこと。
国産ウールの商品化が非常に困難なのはこのため。
それでも何とかできないものかと、色々と当たってみたところ、原毛を洗って糸にするところまでを引き受けてくれる業者さんが運よく見つかりました。
![オレンジエキス入りの洗浄剤でゆっくり時間をかけて脂汚れを落とす](/wp-content/uploads/suffolk5.jpg)
先ずは特別に配合したオレンジエキス入りの洗浄剤でゆっくり時間をかけて脂汚れを落とします。
![ワタを整え、残りの夾雑物を取り除く](/wp-content/uploads/suffolk6.jpg)
次にカード機と呼ばれる特殊な機械で、ワタを整えると共に残りの夾雑物を取り除きます。
何度も何度も針のついたローラーを通すことで、ゴミを落としますが、化炭処理をしたものほど、全て綺麗には落としきれません。
![環境にやさしい純国産ウール](/wp-content/uploads/suffolk7.jpg)
という事は、夾雑物が残っているという事こそが、環境にやさしい純国産ウールの証となるわけです。
![原毛](/wp-content/uploads/suffolk8.jpg)
サフォークは英国羊毛の一種で、弾力性に優れ、高い耐久性があります。そして何より、最高級の食肉用として大切に育てられた峯村農場の羊は、とても健康的。
【峯村サフォーク】は、その名の通り100%峯村さんが育てて刈り取ったサフォークの羊毛で出来ています。
環境にやさしい方法で糸にしたので牧草が程よく残っていて、張りがあり、丈夫で健康的な自慢の毛糸が出来ました。
- 峯村サフォーク『サフォークセーター』
- 峯村サフォーク『サフォークニットベスト』
![峯村サフォークで作ったセーター](/wp-content/uploads/suffolk9.jpg)
MADE IN JAPAN
木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています。
![木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています。「工程1:糸を作る」](/wp-content/uploads/madeinjapan1_2.jpg)
![木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています「工程2:染める」](/wp-content/uploads/madeinjapan2_2.jpg)
![木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています「工程3:布にする」](/wp-content/uploads/madeinjapan3_2.jpg)
![木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています「工程4:形にする」](/wp-content/uploads/madeinjapan4_2.jpg)